犬を飼うなら

近年、犬の飼育は過保護になってる!?

最近は、犬は家族の一員と考えられ、まるで人間と同じように丁寧な扱いを受けていますが、かつては家の防犯をになう「番犬」という位置づけであることが多かったのです。
今の時代の犬は、小型犬のみならず柴犬などの中型犬や、ゴールデンレトリーバーのような大型犬であっても室内で飼育していたり、冷暖房が完備された環境で過ごしたことしかなかったりと、かなり本来の「動物」の姿からはかけ離れてしまっています。
とくにそれがはっきりあらわれているのが、雨の日に散歩をする犬の姿ではないでしょうか。
犬ですから、当然、散歩は飼い主がリードを持って同伴しているのですが、雨の日に散歩をしている犬の多くが、レインコートをきているのです。
この犬がレインコートを着るという習慣は、初めは小型犬だけだったように思います。
シーズーやプードル、チワワといった毛の柔らかい小型犬は、一度毛が雨で濡れてしまうと乾くまでに時間がかかります。
そのため、レインコートを着せて濡れることを防ぐようになったのですが、最近は昔は屋外の犬小屋で生活していたような柴犬系の犬でもかわいらしいレインコートを着て散歩をしている姿を見かけます。
中型犬のばあい、その被毛は水をはじくように作られており、雨などで濡れてしまっても身震いをしてしぶきを払えばすぐに乾くようなつくりになっているはずです。
それにもかかわらず、最近は人間のように洋服で雨を防いでしまうのですから、これはかなり「過保護」ですよね。
家族の一員として可愛がるための犬であれば、それでもいいでしょう。

番犬として飼うのなら

しかし、もし番犬として犬を飼うのであれば、そうはいきません。
番犬として犬を飼う場合、まず、当然ですが屋外に犬小屋を設置して飼育することになります。
そして、犬種も番犬にふさわしいものを選ぶ必要があるでしょう。
ある程度の大きさがあり、賢さをもった犬種であれば、飼い主不審者を見分けて不審者に対して吠える、ということができます。
そして、いくら番犬であっても無駄吠えをしたり、郵便配達や新聞配達のような本来必要な人にまで攻撃をするようでは困ります。
また、かみ癖なども困りますよね。
そのため、犬がまだ若いうちに一度プロのドックトレーナーのもとに出し、訓練を受けさせることが必要です。
家族の一員でありながら、頼もしいガードマンである番犬を育てるには、愛情をもって厳しくすることも大切なんですよ。

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