お年寄り一人暮らしの防犯対策

こんな「隙」が危ない

最近はお年寄りが一人で一軒家で生活するお宅も随分と増えてきました。
お年寄りの家では、より慎重な防犯対策が必要であることに加えて、詐欺などの被害から身を守る対策も必要になってきます。

お年寄りが泥棒の被害にあう原因は、意外なことに「カギをかけていなかった」という理由が多いそうですよ。
鍵などしなくても危険のなかった古き良き時代の習慣で、近所に出かける時につい鍵をかけずに出かけてしまうという人がまだまだいるとのこと。
また、認知症などの影響でカギをかけたかどうかを忘れてしまうというケースもあります。
泥棒は、そのような家をしっかり見分けているのです。
そして、近所へ買い物に出かけたわずかな時間で空き巣を行ったり、住人のお年寄りが部屋にいるにもかかわらず入り込んで盗みをおこなったりといったことが起きるそうです。

色んな手口がある

また、住人のお年寄りと仲良くなって家に上り込み、堂々と金品を盗んでしまう大胆な手口もあるそうですよ。
彼らは、最初はセールスなどの名目で家に訪れるそうです。
もしそこで、一人暮らしで寂しい思いをしているお年寄りがつい長く話し込んでしまったら、その時点でターゲット確定です。
「また来ます」といって定期的に家を訪れ、楽しくおしゃべりをして帰っていきます。
そうしているうちに、家の中のどの場所に貴重品があるか、どの程度の財産を持っているかがわかってきます。
そしてタイミングを見計らって家の中から金品を盗み出し、2度とその家を訪れることはありません。
このようなケースの場合、盗まれたことに気付くまでに時間がかかります。
被害に気付いても、いったいいつ盗まれたのか見当がつかない。
警察とよくよく話をするうちに、まさかあの人が・・・!とようやく真実に気づくのです。
犯人はその間にしっかり証拠を消していますから、捕まる可能性も低くなってしまうのです。
同様の手口は詐欺にもつかわれており、この場合は仲良くなったころを見計らって「困ったことがあって、お金をかしてほしい」などと切り出すのだそうです。
どちらにしても、人の心を踏みにじるひどい手口ですが、実際にこのような被害は多数出ています。

お年寄りの家を犯罪被害から守るために必要なのは、周囲の気遣いでしょう。
家族や親せきはもちろん、近所にお年寄りの単身世帯があれば地域で守るという意識を持つことも必要です。
さまざまな世代の人が協力し合って安心して暮らす街をつくる。
それこそが、理想的な防犯の姿ではないでしょうか?

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